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英語のウェブページを作る意味

夏ですから、英語のページを作っています、というのはいいすぎですが、ウェブサイトに英語の情報を足していっています。全部のページに英語の情報がたされるのはいつの日になるのかはわかりませんが、とりあえずちょびちょびと足しています。まだ直すところはありますがとりあえずこういう感じ

気がついていたよ、兄弟。そんな嬉しいお言葉をかけていただけますと私は喜びます。でも作り出したのは一昨日からなんだぜ。知ったかぶりは禁物だ。いや、知ったかぶりは・・・・諸刃の剣だ!!

英語のページを作る意味ってなんだと思いますか。グローバル化するこの世界においてガラパゴスで取り残されないようにするため、でしょうか。そういう意味ももちろんあります。日本に住んでいる、あるいは日本を訪れている日本語を理解しない人たちにもチケットを買ってほしい!もちろんこれは重要です。あともう一つ大きな理由があるんですよ。英語のページを作るとね、欧米のアーティスたちと話をするとき楽になるんですよ。

もちろん写真を載せておけばだいたいどういうアーティストと我々はお仕事をしているのか、してきたのかということがわかりますけれども、それだけではなくてちゃんと非日本人でも読める文字で、どういう人と仕事してきたが分かるようにすること、こうすることで、信頼度が上がるんですよ。

武蔵野文化事業団でもかつて英語のページを頑張って作りました。更新も面倒だけど、一生懸命更新していました。そうすると、海外アーティストに声をかけるときに、これまでこういう人たちに来てもらって演奏してもらった、これからこういう人たちが来る、と、英語ページのリンクを貼っておくと、なるほどなるほど、と一気に話が進んだんですよ。

そういう意味でも、英語のページを作るのはオススメ。ちなみにMCSのウェブサイトでは日本語/英語、という感じでページ分けするのではなく、同じページの中に英語の情報も乗っけてしまおうという方法を採ってみております。読みにくくなった?

もちろん、すべての情報を英語で掲載できればいいですけれど、まあとりあえずは必要最小限の情報でオーケー。そもそも私の英語はダメダメなので、仮に英語で文章を書いたとしても「アナタの鍵盤のなかったからホロヴィッツありがとうに。」そんな感じの文章になっているに違いないからです。

ちなみに、何年か前に日本語を少し理解するアメリカ人に日本語の英訳を頼んだことがありますけど、なんか激しく誤解されてそうな文章が次々と出てきて閉口したことがあります。日本語と英語、ともにネイティブクラスの人でなければ、和訳は出来ても英訳は出来ない。絶対に出来ない(ちなみにワンおばちゃんの英語はすごいよ)。