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今日はクリストフ・ルセと酒井淳とマリオン・マルティノ

おはようございます!晴れて・・・いませんが雨も降っていません。涼しい天気です。こういう日は・・・絶好のフレンチ・バロック日和だ!!! ちなみに今日の画像は昨日のインタビュー時の模様。遠くてすいません。

感度の高い皆様はご存知かと思いますが、一昨日、フランス古楽界の重鎮、クリストフ・ルセが来日を果たしました。昨日はリハーサルにインタビュー、そして本日は、、、東京公演です。銀座へGO!!!

当日券は午後6時よりヤマハ銀座の7階、ヤマハホール入口あたりで販売いたしますので、ご希望の方、どうぞお忘れなきよう銀座七丁目に起こし下さい。銀座七丁目に来て、ついうっかり銀座ライオンに入ってしまってたどり着けなかった、そういう事象が発生しないことを望みます。

さて昨日のリハーサルで明らかになったのですが(実際にはもう少し前に知っていたわけだが)、本日の公演ではA=410hzで演奏されます。これを見てビーン!と来たあなたは、クックックッ、さてはマニアだな?

みなさん学校でお勉強されたとおり、Aというのは基準となるラの音のことで、現代において小学校の教科書的には440なのですが、現実的には442とか443とか444とかで演奏されていますが、昔はもっと低かったり高かったりしました。ややこしくてすいません。

もう少し簡単に言うね。いまバロック音楽を演奏するときは、415という数字が多いのですが、今回は演奏者側からの特別なリクエストにより410hz。調律法は 「 バロッティだけど厳密なバロッティではなくきれいに聴こえるヴァロッティ(正確にというよりも耳でやるヴァロッティ)」というリクエスト、ワオ!! 。

あまり踏み込んだ話をすると私を含め多くの人が脱落していくのでこれ以上は触れますまい。しかしながら410という数字により、昨日のリハーサル後に酒井さんに聞きましたところ、ふわっとした感じになっていい、のだそうです。

なかなか410というのを聞くこともないかと思うので、そういった意味でもお楽しみいただけるのではないかな、すごく細かいことだとは思うのですが、そういう風に思っています。通常415になっているチェンバロのピッチを410に下げていただいた今回のツアーにおける楽器提供&調律のU氏には深く感謝いたしております!ありがとうございます!

今夜7時は、銀座七丁目の銀座ヤマハの7階に来ると7並びでとってもいいことがあると思いますよ↓