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そしてツアーは終了。

サンキューベリーマッチョ。終わりました。ツアーがまた一つ終わったわけだ。マラン・マレという、なかなかに渋く、噛むほどに味わいの出る選曲ではございましたが、無事に終えることができましたのは、ひとえにご関係者様皆様のご協力があってのことでございます。ありがとうございました。

何よりも、このお話を持ち込んでいただいた酒井淳さんに我々は深く感謝したいと思っております。最初にお話を頂いてから1年半以上が経っておりますでしょうか。こうして無事に終わることができました。今回のこの件は、酒井氏のご尽力がなければ絶対に実現しなかった企画でした。ありがとうございました。

本日早朝に、寡黙な二名、苦み走ったいい男共、不機嫌そうな男たち、そう、ルセ氏と私は、無言のうちにタクシに乗り(眠くてしゃべる気力が出なかっただけとも言う)、米子空港から空路羽田へ。そして私はルセ氏と羽田空港でがっちりと握手をしてお別れいたしました。ルセ氏は国際線ターミナルへ移動し、パリへとお戻りになりました。台風が心配でしたが、雨はすごかったですが、フライトは無事に出・・・てはいませんでしたが「搭乗完了」状態になっているので無事にでる模様。やれやれ、よかったよかった。

ツアーではミニハプニングは付き物でございます。タクシーの運ちゃんが道に迷った、とか大通りに横断歩道がなかった、とか、ルセ氏の体調が最後まで万全ではなかった、とかそういうこともございましたけれど、無事終わり。ほっと一安心。次行こ、次っていうやつでございます。

先日も書きましたとおりルセ氏は日曜からウィーン国立歌劇場へ。タラン・リリクを率いてウィーン国立歌劇場でヘンデルのオペラが待っています。

そして私達はといえば・・・・バドゥラ=スコダ中止でございます。私は羽田でルセ氏と別れた後、いま高崎線に乗っております。とことこ高崎へ・・・今夜はバドゥラ=スコダは高崎公演だったんだよ。ああ。中止であります。こればかりは如何ともし難く、ただただ愉しみにしていただいていたお客様にお詫びを申し上げたい、その一点でございます。

それでは今夜は高崎でお会いしましょう。昨日とは違い、重い気持ちでお会いいたします。

しかしレ・タラン・リリクって日本に来たことがないんですね。私はなんか来ていたと勝手に勘違いしていました。そうだったのか!!レ・タラン・リリクの演奏を聴いてみたい人、この指とまれ!!(なお、この指にとまったからと言ってどうなるわけでもありませんので、そこんとこご了承下さいますよう心よりお願い申し上げる次第でございます)