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読めない名前選手権

ノーマン・レブレヒトのサイトに名前が読めないノルウェー人テノールの事が書いてあって、これってポリティカル的に正しいのかというそういう議論はありましょうし、多分アウトなんでしょうけれど、まあそれはともかく脇へ置いておくことにして、めちゃめちゃ読めないことは読めないのでまあその文字列をお読み下さい。

Yngve Søberg

うん、まあ、たしかに読めない。読めない名前選手権があったら上位に食い込むであろう。そうおもっていましたところが、コメント欄にもっと読めないって地名やら名前やらが書きこまれていて、ちょっと笑いました。

Ynysybwl (アニスアブルって読むらしい。ウェールズの地名)
Cholmondeley(チャムリー。名字)
Altrincham(オルトリナム。イングランドの地名)
Worcester(ウスター。同上)

いやはや、どういうことになっているのかさっぱりわからない。

あっ、でも日本語だって難しいっすね。枚方とか四方津とか加生野とか手子生とか、知らないと日本人でも絶対に読めませんね。Musashi Kosugi とかMusashi Kogannei とか並んでいても多分めちゃめちゃ混乱するよね。なんか似てるし大丈夫やろって、適当に向かったら全然違う場所に着いちゃうもんね。

読めない名前をどうしても読みたい場合はForvoというサイトに行って名前を入力すれば読んでくれるケースもありますが、原語がアラビア文字だったりキリル文字だったりしますと、ローマ字での表記が違ったりしますから、それでもなお、うまく行かない場合もけっこうありまして、先日Schaghajeghっていうスペルの女性について調べていたのですが、これがForvoにもない、読み方わからない。

しょうがないのでドイツ人のマネージャーにたずねてみたところ、ドイツ人でも読めないと言っていました。そりゃあ日本人になんかよめないよね。Forvoにもありませんけど・・・。っていったら別のスペルで、これで読んでってマネージャーから送られてきたので、やっぱりいろいろあるんだなと思いましたよ。

結局送られてきたものをForvoで読んでもらったらシャゲイェグ、とかシャガイェグ、とか聞こえるんですけど、全然違う感じもして、はてなはてなと思っていましたら追加で連絡が来て、ペルシャ語のghは、英語のgameのgと同じように読んでくれたらほぼ大丈夫、ということだったので、まあシャガイェグでええか、と、そういうことになりましたんで、シャガイェグで行くから、みんなよろしくな!!(なんのことやら)

私だってGoroと普通は書きますけど、音としてはrよりlの方が近いってことになりますけどスペイン語だったらlは濁ったりする可能性もあるんで、Golaudとかペレアスとメリザンド風に書くのもありかなと思いますけど、それは意識高すぎますし、英語圏の人にゴラウドとか読まれても困っちゃうしね。

昨日フランス育ちの方とティモシー・リダウトの話をしていたんですが、フランス語ではリドゥって読む、フランス人がリドゥ、リドゥって言ってましたぜ、って言われてあーたしかにRidoutはリドゥだねと、アハハハとほんの少しだけ盛り上がったのでした。

あれ、なんか話がずれていっている。今日は大雪にならなくてよかったですが、雨は雨でいやですね。それではごきげんよう。