MCSはいよいよ2019年より本格的にホールコンサートシリーズ「すみだ Abonnement」を開催いたします。すみだトリフォニーホール小ホールを拠点とし(多大なご協力を賜っておりますすみだトリフォニーホールには深く感謝しております)、全部で10公演を開催いたしますが、本日、ここに、その全公演を発表いたします。
MCSの今年の「すみだ Abonnement」企画は、以下のとおりです!えいっ!
●6/10(月) マリア・バーヨ ソプラノ・リサイタル1
●6/17(月) マリア・バーヨ ソプラノ・リサイタル2
●6/19(水) ベンジャミン ・フリス ピアノ・リサイタル
●6/24(月) ティモシー・リダウト(ヴィオラ)&ベンジャミン・フリス
●9/27(金) アンドレイ・コロベイニコフ ピアノ・リサイタル
●9/28(土) コロベイニコフ&アンドレイ・ググニン ピアノ・デュオ
●9/29(日) アレクセイ・リュビモフ ピアノ・リサイタル
●10/16(水) クリストフ・ルセと仲間たち(酒井淳&マリオン・マルティノー)
●10/22(火) パウル・バドゥラ=スコダ ピアノ・リサイタル
●12/12(木) クリスマスコンサート
どれも甲乙つけがたい素晴らしい企画だと・・・我ながら涙が出そうなほどです。おばちゃん頑張るは。
ベンジャミン・フリスはルービンシュタイン国際コンクールで優勝している、いぶし銀のごとき輝きを放つ名手。ティモシー・リダウトはいま最も注目すべきヴィオラ奏者で、今後アンドラーシュ・シフやバレンボイムとの共演が決まっています。冗談抜きでツィマーマンやタメスティのようなクラスになる可能性を秘めた若者です。
コロベイニコフそしてググニンによるソロ、そしてデュオ・コンサートはピアノのマニアたちの知的好奇心と興奮を呼び起こすものとなるでしょう。
そしてMCSの真打ちとでも言うべきリュビモフ。今年はオールモーツァルトプログラムを予定していますが、もしかすると生誕100週年を迎えるウストヴォルスカヤのプログラムを聞かせてくれることになるかもしれません。続報はお待ち下さい。
チェンバロの名手中の名手、クリストフ・ルセのことも忘れてはいけません。今回は、長年の友人であり、 齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞 や2018年レコード・アカデミー賞も受賞した日本が誇る名手、酒井淳たちとともに来日し、MCSでしか企画できないような、それはもう、ファン垂涎必至のフレンチプログラムを披露します。
10月はもうお一方。そう、ウィーンの老将バドゥラ=スコダ。齢を重ねた伝説の名匠が枯れた味わいを聞かせてくれます。これもまた一期一会の公演となることでしょう。
12月はクリスマスコンサート。クリスマスキャロル、マザーグースと、華々しいオペラアリアで乾杯!
さあ今年のMCSからは目が離せませんね!・・・離せないでしょう?・・・・離せないと言って!
それぞれの公演に関する詳細は順次、このウェブサイト、ブログ、SNSなどにて発表してまいります。どうぞお楽しみに&よろしくお願いいたします。