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群馬県高崎市でのコンサート、完売&終了

高崎市に行ってきました。コンサートです。昨日、9月4日は尺八の黒田鈴尊および箏の今野玲央の両者による邦楽コンサート(主催は高崎財団)。わたくしの個人的な事を申しますと、3月にフィリップ・コパチェフスキー(ピアノ)のコンサートを主催して以来、およそ半年ぶりの「現場」でした。この公演です。

http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/concert_detail.php?key=270

財団ではお客様やスタッフの安全のため対策をいろいろとされていて、なかなか大変なことだと思いました。ぱっと気がついただけで以下のような対策がされていました。

・入場時体温チェック
・もぎりは自分で
・それを目視する係員の前には透明のボード
・案内係は手袋、フェイスシールド、マスク
・お客様同士の会話は避けるようにアナウンス
(ききとりやすく心地よいプロフェショナル影アナウンス)
・終演後の退場はブロックごとに時間差で
・リハーサル後、公演後は舞台上を消毒
・スタッフ同士は近づきすぎないように注意
・場内に手指消毒液
・ゴミ箱はなし
・トイレは使用可
・休憩時間は長めの20分
・サイン会は感染症対策で実施しない

おそらく私が気がついていないだけで、もっといろいろとあったのだと思います。

そして開場時にそっとご対応の様子も拝見させていただきましたが、財団の皆様がまったく嫌な顔を一つせず、抜群のホスピタリティで対応しておられる姿を見まして、胸熱でした。熱胸2020と言ってもよいかと思いました。

あんまり物々しくなるとそれはそれでお客さんも引いちゃうというか、楽しめなくなっちゃうのかもしれないと思うんですよね、しっかりと手綱はさばきつつも、ご来場者には可能な限り気持ちよく楽しんでいただく、そのあたりのバランス感覚を感じました。カルロス・クライバーで例えるなら、ウルトラ細かいリハーサル(チェック)ののち自由に飛翔する本番のようだ。うむ、いい例えが出た・・・!!

高崎駅から歩いて行けるリラックス度120%のホール、それが高崎芸術劇場。途中にスープスパ屋もビックカメラもあるから、何があっても安心して欲しい。

お尋ねしましたところ、財団としてコロナ後で三回目のコンサートだったそうです。平日昼の公演だったのにも関わらず、そして販売から公演まで1ヶ月ないという急ごしらえだったにも関わらず、チケットはなんとどえりゃーことにそっこー完売。ありがとうございました。多くの方に起こし頂けた事に大変感謝しております。

またご関係者の皆様、快くいろいろご対応いただいた舞台スタッフの皆様、そして・・・・さまざまな時代、ジャンルの音楽を縦横無尽に演奏してくださったお二人に改めて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。写真は終演後に、舞台上で。

このままもうワンステージだって行けます、と満足の表情で語る2名。