Blog

クグニンがやって来た、やあやあやあ

やあやあやあ、っていいますけど一体どういう意味なんでしょうね。

さて今日は何の日でしょうか。5月9日、黒板の日?ゴクゴクの日?それともメイクの日?・・・いえ、MCSとしては、そのような意味ではありません。そう、アンドリョーシャこと、アンド・ググニンがいよいよ明日広島でコンサートをする日である!!バーン!!中途半端な日やな。すいません。

いやほんと、だからなんなのという言葉があちこちから聞こえてきそうだ。はい、どうにもしません。ともかく、ググニンは日本に来ました。昨日の朝。それ以上でもそれ以下でもありません。私も昨日から広島に来ています。広島は今日も雨だった。いやあ、楽しみだね 。

ところでアーティストを日本に呼ぶ場合、どのように迎えるのが普通なのでしょうか?日本はおもてなしの国、というわけで、空港に行って、ストレッチリムジンを用意して、空港からそのままギーロッポンへ、、、、お立ち台でボディコンシャスさ!なんていうことにはまずなりませんが、いろいろな迎え方がありますので、記してみたいと思います。

1:タクシーで空港からホテルまで。

これが一番よくあるパターンの気がします。招聘元は空港で待っているか、タクシー会社のミーティングサービスを使い(名前を書いた紙を持って立っている、というやつです)ホテルで迎えるかのどちらかです。何も考えずにホテルまで行くので楽ちんです。しかしアーティストが4人グループだったらともかく、ピアニスト1人、とかいう場合は、効率があまりよろしくない(金銭的なという意味でです)。おかねかかっちゃう。

2:電車で。

成田エクスプレスとか、京成スカイライナーとかを使って移動するパターン。羽田空港の場合は京急かモノレール。ホテルまで乗り換えがゼロなら楽なんですが、乗り換え回数が増えると疲れるし、座れなかったりすると大変。でも安いし、時間には車よりも正確なので電車を好む人もいます。

3:バスで

エアポートリムジンバスが出ていて、ホテルまで行くとか、ホテルの直ぐ側までくる、ということならこの手も有効。乗り換えとか考えなくていいしとりあえず座れる。しかもリムジンバスにもタクシーのようなミーティングサービスがあります。便利。ところが意外な?ことにバスを嫌がる人は結構いるんですよね。特に歌手は嫌がる傾向があるように思っています。

4:自家用車(社用車)で。

これは私が前職でもそれなりに使っていた手段なのですが、自分が運転するお車に乗ってもらってダバダバとお話をしながらホテルへ行くという方法。運転するんは疲れるんですが、渋滞しなければ早いし、タクシーよりずっと安いし、アーティストとしては楽だし、私は実はけっこう好きな方法です。

アメリカとかでも地方の主催者は主催者自身がハイウェーを運転することがままあるそうで、そういう人たちはみな異口同音に「運転してるほうが事務所に座ってるよりずっといいじゃない」と言うそうです。面白いですね。そしてここにわりと共通するのは、車が大衆車とかでいわゆる高級車両ではないというところ。高級車をこういうお迎え用に持っている会社、さらには専門のドライバーを雇っている会社ももちろんあります。

5:アーティストが自分一人で移動

どうしても都合がつかないとき、何らかの緊急事態が発生した場合など、アーティストに一人で移動してもらうこともあります。こういう場合は、契約にもよって払われないこともありますが、あとで払い戻しをするのです。意外に思われるかもしれませんがヨーロッパではこれがけっこうあるそうです。「スーパー」という但し書きが付く有名ソリストなどの場合はともかく、わりかし勝手に移動しているケース、多い。そのほうが自由でいい、という人もいますし、皆さんグーグルマップを駆使するので、大丈夫。「移動費が出ない」という契約の場合、安いルートを探して手取りの金額を上げようとする人もいます。

さて、今回のググニンは成田空港に着いてから広島までどうやって移動したでしょうか。

答え:5番の、一人で移動、のパターンでした。本当は我々が一緒に移動する予定になっていたのですが、突発的事項によりどうしても私どもの都合がつかず、申し訳ないけれど・・・と行き方を伝え行ってもらいました。成田→羽田→広島→広島駅→ホテル。このルートを、グーグルマップとか、リムジンバスのサイトとかリンクを送りまくりOK。

本日ただ今ググニンは、広島市内の某所で練習中でございます。