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おとといのマリア・バーヨ ソプラノ・リサイタルは絶賛の嵐

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いやはや、2日もブログがお留守になってしまいました。恐縮です。おとといのすみだトリフォニーホールには多くの皆様にご来場をいただきましてありがとうございました。一言で表現するとどうなるか?コンサートは大成功!!ということになるのではないかと思っております。いやまことに自画自賛で申し訳ありません。

マリア・バーヨさんは果たしてどのような方なのか。世界のディーヴァ、ものすごく難しい方だったらどうしましょう・・・。そう、どきどきしながら羽田空港にお迎えにあがりましたところ、出てきたのはこぼれるような満面の笑みのキュートなそしてお上品な女性でしたので、私の緊張は41%ぐらい解けました。

写真などから大柄な女性を勝手に想像していましたが、第一印象は、おやまあ小柄、というものでした。しかしさすがは大歌手というのでしょうか、午後のリハーサルでステージに立たれたとき、えっと思うぐらい大きく見えました。オーラもすごかったあるよ。

スペインの数々の歌い慣れた歌曲だとは思うのですがどの曲も手垢がついた感じはまったくなく、真剣勝負。ビシビシと強烈なパワーが客席に届いたのではないでしょうか。

今回は大きなホールでなかったこともまた、私は心配していました。巨大なオペラハウスで主役を歌ってこられた大歌手だけに。そしてピアニストのフリオ・アレクシス・ムニョス氏から聞いたところによれば、ご本人もどういうホールなのか気にされていたとのこと。午前中にフリオ・アレクシス・ムニョス氏が一人で練習しに来まして、うん、これなら大丈夫、と言ってもらったときに、私の緊張はまた12%解けました。

そしてリハーサル。そして、すぐにオッケーと言ってリハーサルは終わり、私の緊張はさらに27%解けました。(にこっとお笑いになると大変可愛らしいのですが、いざ歌うとなると目つきがギラッと強くなる。)

しかし何が起こるかわからないのが本番というもの。公演が始まるまで、何が起こるか、何か起こらないか、いやむしろ何か起こるにちがいない。起こって!とまで思いつめましたが(最後のはうそ)、休憩中の、そして終演後の絶賛の声に私達の緊張はこんどこそ完全に解けました。

おなかいっぱいです。すっばらしいコンサートでした。そう言って頂いて我々は涙がちょちょぎれました。本当に皆様ありがとうございました。

来週の月曜に第2夜、オペラ・アリアの夕べがございます。こちらのチケットはまだ発売中ですので、どうぞ以下より詳細をご覧いただき、ご予約頂けましたらと思います。また、このページよりメルマガにご登録いただきましたら、今後の公演の割引のご案内などもいたしますので、ぜひこの機会にご登録下さい(メールの配信は不定期です)。

皆様のご来場を、お待ちしております!