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ベンジャミン・フリス公演はNHKのテレビ収録が決定。

なんとベンジャミン・フリスのピアノ・リサイタルはNHKによりテレビ収録されることが決定いたしました!ばんざいばんざい、ばんざい三唱。

これは(もちろんのことですが)MCSとして初めてのテレビ収録となります。ありがとうございます。また(ご関係者に聞き取りした範囲でなのですが)すみだトリフォニーホールの小ホールにおけるコンサートで、NHKのテレビカメラが収録で入るのはおそらく初めてではないか、ということでした。なので、

ところでNHKのテレビ収録には本当にたくさんの機材が必要になります。テレビカメラだけで何台も客席内部に設置されます(そのため客席の一部はカメラ席として使用され、チケットとしては販売されません)。それに付随してケーブル、モニター、電源そのほか、専門家ではない我々には詳しいことはわからないですが、本当にたくさんの機材が必要になります。

そのため、本当にその場所で収録ができるかどうか?というところが大変重要です。初めて行くところ、あるいは最後の撮影からしばらく時間が経過して過去の情報が薄れてしまっているところなどは特に念入りに下見をして、行けそうだな、ということになって初めて、撮りましょう、ということになるのです。

火曜日に下見、水曜に最終決定!

今回その下見が火曜日にありまして、私どもも立ち会ってまいりましたが(しまった写真を撮り損ないました!ガーン)、カメラ、音声、電源、照明などの専門の方々などがお見えになって、ホール内部はもとより、舞台袖、楽屋、搬入口などを実に80分以上の長さにわたって、本当に細かいところまでご覧になり、最終的に水曜日、すなわち昨日「いけます、収録お願いします」というご連絡をいただきました。

本当に嬉しいことです。ありがたいことです。本当に小躍りしてよろこんでしまいました。フリスという人は本当に隠れた名手なのですが、その名手のことをちゃんとご存知で、テレビで収録しましょう、と言っていただけたというのは心底嬉しいことです(なお、多分ですがテレビ放映の後にFMラジオでも放送されると思います)。

フリスも大喜び

ベンジャミン・フリス本人にも伝えましたところ、たいそう喜ぶと同時に、これは張り切って練習しなくては!と心を引き締めておりました。きっと素晴らしい名演を聴かせてくれることでしょう。なんと言っても、ウィーンの巨匠さえも認めた本当に素晴らしい「本物のベートーヴェン弾き」なのですから。

このコンサートが大成功に終わり、すみだトリフォニーホール小ホールにご来場いただいたお客様にとって長く心に残るものとなることを願うと同時に、テレビのお力をお借りして全国の音楽ファン、ベートーヴェン・ファンの皆様にお届けも出来ますことをも、心待ちにする次第です。

チケットは明後日3月9日土曜日、午前10時発売

チケットはいよいよあさって発売です(チラシがまだ出来ていないということは内緒です。ご容赦ください。MCSのコンサートの情報はメールをご登録いただくのが一番確実ですので、ぜひこちらのページからメールをご登録くださいね)。

あさってすなわち3月9日土曜日の午前10時より電話およびインターネットで予約を受け付けますので、良席はどうぞお早めに・・・。コンサートおよびチケットに関する詳細は以下から:
https://mcsya.org/concerts/2019-19-june-benjamin-frith/