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パウル・バドゥラ=スコダ再来日へ。そしてスコダも唸った名ピアニスト、ベンジャミン・フリスのこと。

ウィーンの伝統を知る男。御年91歳。老いてなおますます盛ん。元気があふれる男、それがパウル・バドゥラ=スコダ。一時期は引退もささやかれ、日本ではさよならツアーと銘打って公演がされたこともありました。本人も弱気になり、もうそろそろ引退しようか、そういう思いだった時期もあるそうです。

しかしながら、MCSの鉄砲玉(行動力200%!!)こと、バドゥラ=スコダの古くからの知人であるワンおばちゃんがバドゥラ=スコダを励ました結果、再び老巨匠のやる気はチャージされ、欧州で活動をバドゥラ=スコダは活発化させるようになっていた。そしてついに今年の秋に、日本に来ることが決まったのです!バババーン!!

盟友デームスが亡くなり、同じく高齢のピアニスト、メナヘム・プレスラーも体調に不安をかかえ今年の夏までの公演すべてをキャンセルしたのに対し、バドゥラ=スコダは元気いっぱい。むしろ彼らの欧州でのコンサートの代役を引き受けリサイタルを開催しているというから驚きではありませんか!

バドゥラ=スコダの来日は10月です。すみだトリフォニーホールで、MCSの主催でコンサートを開催するのは10月22日(火)です。そろそろ・・・・発売の準備に入ろうと思っておりますので、バドゥラ=スコダファンの皆様、ウィーンの音楽と伝統を愛する皆様、いえ、音楽を愛するすべての皆様、ぜひご注目下さい。

バドゥラ=スコダ広島公演も開催へ!

そして・・・・いま、バドゥラ=スコダの広島での公演も企画されており、その発売の準備にもとりかかっています。MCSはこれまでご縁があり、皆様のご支援あり、広島でのコンサート活動も多く実施してまいりました。今回ふたたび、こうしてバドゥラ=スコダという人のコンサートを広島で実施できそうだということになり、もう我々は感極まってバタリと倒れてピクピクピクとピノコのように感電してしまいそうです。アッチョンブリケ。

広島公演の日程、場所などの詳細は近日中に発表できると思いますので、みなさまどうぞ楽しみにお待ち下さい。なお広島は遠いなぁという北関東の皆様にも朗報です。群馬県高崎市でも公演が予定されております。この公演です。高崎駅前に出来る新しいホールで演奏いたします!

スコダが唸ったピアニスト、ベンジャミン・フリス

それともう一つ宣伝です。このバドゥラ=スコダが最近聞いて「うたがいなく本物のウィーン」と絶賛した名手ベンジャミン・フリスのピアノ・リサイタルが来月、すみだトリフォニーホール、広島県三次市の市民ホールきりり、そして京都府福知山市にある扇ホールでも開催されます。

バドゥラ=スコダが待てない!という皆様は、ぜひ、バドゥラ=スコダも唸ったベートーヴェン演奏家が弾くベートーヴェンを聴きに来てください。すみだトリフォニーホール公演はNHKによるテレビ収録もございます。そう、大注目の公演なのです!!

なんですが、しかし・・・すみだ公演のチケットが思ったように売れていない・・・!!どうしてだろう!!まだまだこれから!!宣伝がんばります!!買って下さい!

●6/19(水) ベンジャミン・フリス ピアノ・リサイタル すみだトリフォニーホール公演

●6/28(金) ベンジャミン・フリス ピアノ・リサイタル三次市民ホールきりり公演
http://kiriri.org/event/view/434

●6/29(土)ベンジャミン・フリス ピアノ・リサイタル 福知山サンホテル扇ホール公演
*ウェブ上に告知はありません直接ホテルへお電話ください:0773-23-6161